ウーロン茶に含まれるカフェインは危険?含有量と効果を紹介
日本人はお茶が好きだと言われていますね。お茶の仲間で普段から多くの人に愛されているものに「ウーロン茶」がありますね。
1970年代に一気に日本で人気になったウーロン茶ですが、カフェインが入っているという噂は本当なのでしょうか?
ウーロン茶は日本好みに改良されている
元々中国から伝わってきたウーロン茶ですが、日本で飲まれている種類で多いのが「水仙」や「色種」さらには「鉄観音」という銘柄になります。
これらに違いなどはありませんが、中国で飲まれているものと日本のとでは味が少し違います。
緑茶に慣れている日本人にも受け入れられるものとして、少し渋みが加わっているのが特徴です。
ウーロン茶は緑茶と同じカフェインが入っている
普段何気なく飲んでいるウーロン茶ですが、実はカフェインが含まれていることをご存知でしょうか?
そのカフェイン量は、100mlに対して20mgとされておりこの量は緑茶と同じとされています。
緑茶のような独特の苦味などが無く、ゴクゴクとすんなりと飲めてしまうウーロン茶に、緑茶と同じ量のカフェインが入っているなんて驚きですよね!
ただ考えてみれば当然で、ウーロン茶も緑茶も紅茶も元々は同じ植物から作られているからなんですね。
醗酵方法が違うだけで、同じ仲間ですからカフェインの量が同じというのも納得ができますね。
子供にウーロン茶を飲ませすぎないように
ホットウーロン茶はあまり飲まれませんよね。そのため気軽にゴクゴクと飲めてしまいます。子供にも何となく与えていたという人も多いかもしれません。
緑茶と同じ程度ですから、そこまで心配になる必要もありませんが、利尿作用や覚醒作用が起こることは間違いありません。
寝る前、例えば夕食などにウーロン茶を飲ませると、夜眠ってくれないかもしれません。
過敏になる必要はありませんが、飲ませすぎには注意しておいたほうが良いでしょうね。
ウーロン茶に妊婦は要注意
ウーロン茶にカフェインが入っていることで、日常生活において気をつけるべき点はあるのでしょうか。
成人で健康な人ならば特に注意する点はありませんが、妊娠中の女性は少し気にしておく必要はあるでしょう。
妊婦さんは、看護師からも指摘を受けているように、カフェインの摂取は控えたほうが良いとされています。
1日に100mg以下であれば飲んでも大丈夫ということですから、ウーロン茶でいえば500mlまでは問題ないということですね。
カフェインが入っているなんて想像もしないで、ゴクゴクと飲んでしまうとすぐに制限値を超えてしまう恐れがありますので、妊婦さんはウーロン茶の飲みすぎは要注意です。