麦茶にカフェインが入っている!?子供に安心して飲ませられる理由
夏場によく見かける麦茶。独特の味わいで、人気があるお茶ですよね。
夏バテ防止にも効果があるので、積極的に摂取したいところです。
そんな麦茶ですが、お茶の一種ということでカフェインが気になります。
麦茶にはどの程度のカフェインが含まれているのでしょうか?
緑茶とは区別されている麦茶
麦茶はお茶の一種でも「茶外茶」と呼ばれるタイプのもので、緑茶などとは区分が違います。
茶葉から抽出したお茶にはカフェインが多く含まれているのですが、麦茶は茶外茶ですのでカフェインは含まれていません。
意外に思われるかもしれませんが、麦茶はノンカフェインなんです!
そのため、子供にも安心して飲ませることができます。
緑茶やコーヒーを子供に飲ませると、カフェインの覚醒作用が強く働き夜眠れなくなるなどの弊害を引き起こす恐れがあります。麦茶ならばそれが無いので、親としても安心ですね。
昔は麦茶にカフェインが入っていた・・・?
しかし、一時期麦茶にもカフェインが入っており飲ませすぎると子供に悪影響が出るという噂がネット上で広まりました。
これは様々な説がありますが、紅茶や緑茶んど茶葉から抽出した飲み物と同じ仲間だと勘違いしてカフェインが入っていると断言したんだろうと考えられています。
麦茶は名前の通り、麦を焙煎して作られているので、茶葉とは何ら関係が無いんですね。
独特の香りがするのも、麦本来の香りそのものですので「茶」とう言葉が用いられていることで、勘違いされやすいのが残念なところです。
夏バテ防止に最適な麦茶
麦茶にカフェインが含まれてはいないのであれば、どんな効果が期待できるのでしょうか?
ただ単純に冷たい飲み物としてだけであれば、メーカーがこぞって商品化して販売はしませんよね。
実は麦茶には、ピリジンと呼ばれる成分が含まれています。これはあのかぐわしい香りを出している成分であり、血液をサラサラにして夏バテを防止する効果があります。
麦茶を夏に飲むイメージを持つ人は多いかもしれませんが、その理由は夏に効果的な成分がしっかりと入っているからなんですね。
カフェインとは違いますが、麦茶を差別化させているひとつの原因でもあります。
カフェイン入り麦茶は登場するか?
麦茶にはカフェインが含まれていませんが、今後品質改良などでカフェインが含まれることはあるのでしょうか?
麦茶は現在の状態で見事に健康に良いドリンクとしての地位を築いています。
カフェインは緑茶や紅茶、さらにはコーヒーなど様々な飲料物に含まれていますので、これ以上増やしてもメリットはあまり無いでしょう。
それよりかも、子供でも安心して飲むことができる麦茶は逆に貴重な存在でもあります。
健康にも良いですから、積極的に摂取していきたいですね。