カフェインの含有量で注意する飲み物!中毒になりやすい飲み物とは?
コーヒーや紅茶など日頃から飲むものには、カフェインが含まれている場合が多いです。
興奮や覚醒作用があるので、子供与えすぎるのは心配になりますよね。
飲み物によって、カフェインの含有量は変わってきますので適切な知識を身につけて、どんな飲み物にカフェインが多いのかを把握しておきましょう。
カフェインが多い飲み物は「玉露」
カフェインが多い飲み物の代表的存在が「玉露」です。
コーヒーと思う人も多いかもしれませんが、100ccあたりのカフェイン含有量を見ると、コーヒー以上に玉露のほうが多いということが分かっています。
玉露の次に多いのがレギュラーコーヒーで、その次がインスタントコーヒーとなっています。
この並び順から見ても分かる通り、カフェインは人の味覚では「苦味」に分類されており、苦味が強い飲料ほどカフェインが多く入っています。
玉露は温度にもよるのですが、苦いが強いというのが特徴ですから、カフェインが多く含まれているのです。
コーラのカフェイン含有量に注意
カフェインの含有量で注意したいのが、コーラです。
含有量としては100ccあたり10mg(コーヒーが46mg)ということでさほど多いわけではありませんが、ガブ飲みができる飲料で、子供の場合どうしても飲みすぎてしまいます。
すると場合によっては、コーヒー以上のカフェインを摂取してしまう可能性がありますので、注意が必要となるのです。
カフェインには覚醒や興奮作用があります。子供が寝る5〜6時間前にコーラを飲むと、寝つきが悪くなるばかりか利尿作用が働くので「お漏らし」の原因にもなりかねません。
含有量が少ないからと言って、コーラを油断しないように注意が必要です。
場合によってはカフェインによる中毒症状も・・・
カフェインの含有量は商品に記載されている成分表示で明記されています。
現在摂取しようとする飲み物に、カフェインがどれくらい入っているのかをあまり考えたことは無いかもしれません。
しかし、カフェインは依存する性質を持っており、摂取頻度によっては中毒症状を引き起こす可能性もあります。
中毒になるには体重50kgの人が3時間以内に0.85gのカフェインを摂取することでなる可能性があります。
動悸や息切れ、頭痛などがその主な症状です。
致死量のカフェインを摂取するのは非現実的
カフェインの含有量を見ると、そこまで多く含まれている訳では無いことが分かります。
しかし、中毒が発生するところからも分かる通り大量に摂取するのは体に悪影響を及ぼします。
カフェインには致死量が決められています。体重50kgの人で短時間に10gのカフェインを体内に入れると致死量に達します。
これは、レギュラーコーヒーを一度に30リットルほど飲む計算になりますので、飲み物によって致死量を超えるカフェインを摂取するのは非現実的です。