緑茶に含まれるカフェインの驚くべき効果と秘密
日本人ならば多くの人が好んで飲んでいる緑茶。古来中国から伝わり定着してきたとされています。
そんな緑茶ですが、カフェインが多く含まれていることでも知られています。
緑茶に含まれているカフェインはどんな働きを見せてくれるのでしょうか?
緑茶に含まれるカフェインの量は
緑茶に含まれるカフェインの含有量は150mlあたり30mg程度だと言われています。
同じ量のコーヒーが150mg程度だと考えると、コーヒーの20%程度しか含まれていないことになります。
そして緑茶は茶葉から抽出した液体を飲みますので、カフェインも薄まっています。
コーヒーのように豆を焙煎してから飲むというタイプとは違いますので、中毒性の症状などは発生しにくいと考えられています。
茶期や葉位でカフェインに差はあるか?
緑茶のカフェインは、茶期や葉位別によって含有量に違いなどはあるのでしょうか?
研究を見てみると、一番茶や二番茶、では大きな差は見られませんが若い葉のほうが成熟した葉に比べてカフェインの量は多いとされています。
緑茶に見られる苦味成分がカフェインの量をあらわしているとも捉えられますので、渋みがあり苦味の強い緑茶には、多くのカフェインが含まれているのです。
緑茶に含まれるカフェインの役割
では、緑茶に含まれているカフェインにはどのような働きがあるのでしょうか。主な作用として「利尿」があります。
尿意が近くなり、体内にある不要な成分を排出してくれる役割があります。
女性であれば肌のむくみなどの原因となる成分が出ていくので、お茶はむくみ防止に画期的だともされています。
緑茶を飲んだら自然とトイレが近くなるなと感じている人は多いのではないでしょうか。これは、緑茶に含まれているカフェインによるところが大きいのです。
カフェインの覚醒作用は緑茶でも
次に覚えておきたいのが、覚醒作用です。カフェインの代表的な作用とも言われており、脳の中枢神経を興奮させて眠気を防ぎ知的作業能力を向上させるという効果が見込まれています。
これは緑茶だけでなく、コーヒーや紅茶、ココアなどでも同じ効果が見込まれています。
カフェインの覚醒作用を自覚している人は多く、ビジネスパーソンなどは仕事の合間などに、カフェインを積極的に摂取しますね。
脳を覚醒し、集中力を高められるので取り入れているのです。
緑茶を飲む人は、カフェインを自然と取り入れています。飲みすぎたとしても、ほとんどは中毒症状にはなりませんから、あまり気にする必要はありませんよ!