抹茶のカフェイン含有量を紹介!飲みすぎると危険だった…
日本人の多くが楽しんでいる抹茶。その独特な味わいにトリコになっている人も多いのではないでしょうか。
大好きな抹茶は、いくらでも飲んでいたいと思うものですが、実はカフェインが多く含まれています。
適度なら良いのですが、子供に与える場合には時間や量に注意が必要です。
カフェインが意外と多い抹茶
抹茶に含まれているカフェインの量は150mlあたりおよそ50mgです。玉露が同じ容量で、150mgということを考えるとおよそ3分の1ですが、結構多いように感じますよね。
ちなみに、誰もが大量にカフェインが入っていると思われているコーヒーは、150mlの中に100mg入っているということです。
つまり、抹茶の中には多くカフェインが入っていると言われますが、コーヒーの半分程度しか入っていないのです。
数字だけを見れば確かに少ないように感じるのですが、コーヒーよりも早いペースで飲めてしまいます。
実はここに大きな注意点が隠されているのです。
カフェインは1杯ではなく全体に視点を
カフェインは、1杯の中に多く入っていないから安心というものではありません。結局は体内にトータルでどの程度摂取したのかが重要になります。
コーヒーは苦味が強いですし、そこまでガブガブ飲むタイプのものではありませんよね。
しかし抹茶や緑茶といったタイプはどうでしょうか?
朝から飲みたいでしょうし、毎食のお供に、ティータイムでのひと時に欠かすことが出来ないのではないでしょうか。
身近な存在という点が大きな関心を呼ぶところであり、ついつい飲みすぎてしまうこともあるでしょう。
寝る前はカフェインを摂取しないように気をつける
抹茶や緑茶は、気軽にどんどん飲めてしまうので、コーヒーよりもカフェインの含有量が少ないとしてもトータルでは上回ってしまう可能性があります。
興奮や覚醒作用をカフェインは持っているので、寝る6時間前以内に摂取すると、寝つきが悪くなるとも言われています。
知らない間にカフェインの過剰摂取をしている可能性が、抹茶を頻繁に飲む人にありがちですので、注意を怠らないようにしましょう。
子供に抹茶を与える際の注意点
子供に抹茶を飲ませている人もいるでしょう。ただカフェインがそれなりに入っているので、子供に与える際には寝る前には飲ませないようにし、1日に1杯程度を目安にさせるなど考慮してあげる必要があります。
カフェインには利尿作用がありますので、寝る前に飲ませると「おねしょ」をしてしまう可能性がありますし、寝つきが悪くなって寝不足を招く恐れもあります。
子供にとってカフェインはかなり強い刺激ですから、与え方を工夫しましょう。